元GAPのチーフデザイナーをしてきたダグ＆ベンのバークマン兄弟が09S/Sに立ち上げたブランド。カナダのトロントで生まれた2人は幼少からプレッピーやアウトドアに興味を持ち、そのウエア独自のディテールやユーティリティに触れて育ってきました。彼らのコレクションは毎シーズン、長時間で集中的なインスピレーション・トリップにより熟練のテクニックを身に付け、古臭いメンズウエアを全体のトーンの抑えた「クールで計算された」ものに引き上げてきました。

彼らは自分たちのデザインに対するアプローチとして「自分たちが着たくないものは作らない」ときっぱりと断言しています。「洋服好きの男性が本当に着れる洋服」をテーマに自分達の世界観を表現すると共に今まで世界中をマーケットにしてきた経験を活かして全ての男性に自分達の表現を理解してもらえると信じています。彼らの世界観は高いものが「良い服」ではない。皆に愛されてこそが「良い服」と考えています。

エクスクルーシブな生地とウォッシュ、オリジナルのヤーン・ダイのパターン、トリミングや繊細なディテールを毎回のコレクションで明確に打ち出し、一見どこにでも見られるアイテムは細部までディテールにこだわっています。さらにオリジナル生地を使用することにより「感性」と「遊び心」、「クラッシック」と「ユニーク」を着た人達に感じてもらい、スタイリングを楽しんでもらえるようなコレクションを発表しています。

バークマンブラザーズのデザイナー、ダグとベンは2012年スプリングコレクションのインスピレーションを求め、ハワイはカウアイ島の端に位置するナパリコーストを旅しました。
 
青々とした雄大な大地、地元のサーフカルチャー、大胆な色彩のポリネシアン模様に魅了されながらも、実用性を兼ねた着心地の良いウェアには、バークマンブラザーズ特有の力強くたくましいブランドセンスが忠実に表現されています。

デザイナー二人の共通の趣味であるアクティビティーと旅を統合し、ハワイ滞在中に3日間のハイキングやサーフィンのレッスンなど激しい運動に没頭しました。

洋服の機能性だけでなく品質の高さは、快適で洗練されたスプリングコレクションのコアピースの品揃えにしっかりと現れています。
 
バークマンブラザーズのすべてのプリントはダグとベンによるデザインでオリジナルに作られており、シャツやショーツにあしらわれたバンブーやココナッツの天然素材を使用したボタンなどのディテールは、コレクションをより表現豊かなものにしています。

2012SPRINGコレクションは、ハワイアン文化を通じたアドベンチャラスな経験をオリジナルプリントや、リラックスしたやすらぎとして表現することで、バークマンブラザーズの旅慣れた視点と美学をさらに進化させています。