INDIGO KNIT
染め物の中でも、日常の中でもっとも触れることが多く、一番身近に感じるであろうインディゴ染め。
もちろんジーンズでは馴染み深い染めの種類ですが、そんなインディゴ染めを使った、当店オススメのニットが入荷しております。
INVERALLAN * 1A Crew Neck Cotton Knit * Black Indigo 63,000Yen+Tax
LEMAIRE * Suit Pants * Slate 61,000Yen+Tax
スコットランド創業、ハンドメイドニットと言えばこのブランドは外せませんね。
シャツやカットソーの上からざっくりと被るだけでも様になる、1Aと呼ばれるブランドでも代表的なクルーネックのモデルです。
そして冒頭でも触れた通り、こちらは100%ピュアインディゴを使用し、ロープ染色で染め上げたニットになります。
ピュアインディゴのロープ染色とは一般的にはデニム生地と同じ染め方になります。
その為、芯まで染まっていない糸が、着用を繰り返す度に経年変化を起こします。
インバーアランと言えばこの編み柄ですね。
漁師の使うロープを表す柄、富を表すダイヤモンド柄、それぞれに意味を持ちます。
最初の段階でも少しわかりますが、糸に少し白い部分があり、ゆっくりと変化するその表情が魅力的です。
Andersen Andersen * The Navy Turtle Neck Knit * Natural Indigo 74,000Yen+Tax
LEMAIRE * Suit Pants * Slate 61,000Yen+Tax
ANDERSEN-ANDERSENはデンマークのアンデルセン夫妻によりスタートしたニットブランド。
デンマークで昔から着られている船員や漁師、ハンターのニットウェアからインスピレーションを受けたデザインを、伝統的な昔ながらの編み方でニットを作り続けているブランドです。
メリノウールを100%使用している贅沢な生地に、なんと今では希少になってきているナチュラルインディゴ(藍)で丁寧に染め上げているスペシャルな一着です。
ピュアインディゴと違い、ナチュラルインディゴは天然由来の不純物が混ざっており、それらがゆっくりと抜けていくことで独特の鮮やかなブルー系の色味に変化していきます。
どちらのニットも伝統を大切にしながら、進化を遂げてきた洋服と言えると思います。
流行等に流されることのなく、長く愛着を持って着ていきたいと思わせてくれるニット。
そんな洋服と出会える喜びはとても嬉しいものだと思います。