“public staff’s voice & news” – No.1209（by カモ）

それは忘れもしない小学6年生のコロ、仲良しの環ちゃんに借りたものであった。

手垢に塗れるほど読んた。ヒロインの安古ちゃんなる名前は今ではありそうな名前かもしれんが、当時は恐ろしく洗礼された響き。下宿所に集まる素敵な可愛い男の子達のぐたぐたとした日常を綴っているだけの青春白書的ぐーたらマンガなのであるが、全てが眩しく、高校生活とはこういうものっ！という現実には有りもしない無謀な雛形を私に刷り込ませた。子供時代とはなんとも美しいものよ。思い入れが深過ぎる小学6年生の私は、『借りパク』なる用語は知らずとも、シレッとその行為を行なっていた。中学校に上がって何年かしたころキッチリ自分用を購入し返したけど。 まさか思い出しては引っ張り出しを22年間も飽きずに繰り返すとは当時予想だにしなかったことと思われるが、なんともパブロフの犬な私である。しかしながら、自分的にはバイブル、マストなマンガだったわけなので、他の人々からすれば、数ある少女マンガの1タイトルに過ぎずとも宝物のような物だ。自分の中だけに大事に大事に留めること22年。が、とある数ヶ月ほど前、思いもよらぬ人物の口からこのタイトルが溢れ落ちることになり、叫びそうになった。
よくよく考えると以外な人物でもないんやけど。カウボーイビバップ、攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIGなどを手掛ける脚本家佐藤大氏の口からである。氏によるとなんでも交響詩篇エウレカセブンはかなりこのマンガが下敷きになっているとか、いないとか。エウレカセブン・・私 大好き〜。佐藤大氏の脚本大好き〜。
其処ら彼処張っちゃけ、ぐちゃぐちゃねとねとと、興味のあるもののみを意地汚く両手に抱えきれぬほど抱え、ぱたぱたと未だ見ぬ楽園に向かって走り続けるのが、お宅少女の大まかな生体である。点在していた物達が繋がってゆくとき・・はぅ〜ん。点と点が線になる奇跡・・ 自分への確かな確信を掴む至福の瞬間である。『繋がった・・』この一言は、お宅少女の心からの歓喜の叫びである。

本日はANALOG LIGHTINGのclassic mountain jk mackintosh cloth navyをメインにコーディネイトをしました。

norikoike ピュアラムウェーブヤーン雪柄ベスト レッドとBAND OF OUTSIDERS LS B.D. SHIRT FLANNEL MED GREYの組み合わせが可愛いと思いませんか？

Makintosh clothを使用していながらも、ハード過ぎず、dressy過ぎずの、絶妙なバランスのJK。
微かな可愛らしさが漂うところも魅力的です。
JKのカラーをNavyにしたことでIvyの雰囲気も得られました。

足元は80年代の木型をベースに新たにTricker’sが作り直しをした Shop Quilpの”The Old Curiosity Shop Quilp by Tricker’s”のおでこ靴。
ニューヨークなどのブランドも使いつつも、New Ivy British styleです。

ANALOG LIGHTING classic mountain jk mackintosh cloth navy 79,800yen

BAND OF OUTSIDERS LS B.D. SHIRT FLANNEL MED GREY 32,550yen

norikoike ピュアラムウェーブヤーン雪柄ベストレッド 30,450yen

LEVI’S VINTAGE CLOTHING 1947 501 Jeans 19,950yen

The Old Curiosity Shop Quilp by Tricker’s 96,600yen