DAWSON DENIM
DAWSON DENIM * Regular Fit Jeans 14.25oz Selvedge Pure Indigo 45,000Yen+Tax
DAWSON DENIM * Wide Leg Jeans 14.25oz Selvedge Pure Indigo 48,000Yen+Tax
先日入荷したDAWSON DENIM。
個人的にも、とても楽しみにしていたデニムです。
僕自身、数々のデニムブランドに足を通してきましたが、イギリスのデニムは初めてでございます。
2000年初頭のデニムバブルの頃はアメリカのデニムブランドが圧倒していましたが、日本のデニムブランドも負けてはおらず、特に関西からは素晴らしいブランドが多く、今現在でも人気は衰えていません。
しかしながら、イギリスのデニムブランドとなるとあまり目にする事はありませんでした。
僕のまわりの諸先輩方は、コーディネートにどこか一点イギリスブランドを取り入れている方が多く、皆さんそれぞれ年代に沿ったクラシックなアイテムを組み合わせていました。
それじゃ今現在はどのようなイギリスブランド、アイテムを選べば良いか悩むところです。
Quilp by Tricker’sやbunnyのアクセサリー等はpublicではお馴染みだと思うのですが、好みが分かれるアイテム及びデザインですので、幅広くどなたでも取り入れられるかと言えば、そうじゃないかもしれません。
僕の個人的な好みですと、ここ最近publicでも数ブランドから出ておりますパンクファッションでお馴染みのボンテージパンツがオススメなのですが、その前衛的なデザインに抵抗がある方が多いと思います。
パンクと言えば有名どころですと、セックスピストルズが真っ先に上がってきます。
彼等が履いていた細身のシルエットに太ももとふくらはぎの後ろにZipがほどこされ、膝部分にはベルトで両足を拘束しているボンテージパンツは、若かりし頃の僕からすると憧れのパンツでしたが、どうしてもスポーツで鍛えられた太い太ももとふくらはぎが、ボンテージパンツを履くには向いておらず、ほぼほぼ諦めておりました。
昨今はありがたいことに、様々なブランドからボンテージパンツを提案されており、僕の体型バランスでも履けるものが多くなりました。
それでもそのブランドのほとんどが日本のブランドであり、本国イギリスブランドでは、なかなかお目にかかることはございません。
そこで!今回入荷したDAWSON DENIMはどなたでも取り入れられるデニム、しかもデザイナー自ら日本の岡山まで出向き厳選したデニムを選び、自国のイギリスでパターンから裁断、古いミシンで一本一本ハンドメイドで作り上げていく行程を経て仕上がったこだわりのデニムは、アメリカや日本のデニムブランドに負けず劣らずのクオリティです。
Regular Fit Jeansは細からず太からずの絶妙なシルエットで、Wide Leg Jeansは古いワークパンツのような太いシルエットが特徴です。
どちらも少し分厚めの14.25oz Selvedge Denimを使用しており、履き込むことによってシワやアタリがくっきりと出やすいので、マイヴィンテージに育てていくのも楽しみの一つです。
僕はこのデニムをボンテージパンツを履く感覚で捉えており、ボンテージパンツのような前衛的で攻撃力のある見た目とは違い、内側に溢れるパンクを感じ取れるデニムだと思います。